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立教大学戦 試合詳細

1. 試合概要

  試合名称:2021年関東学生アメリカンフットボールTOP8リーグ戦

  対戦相手:立教大学 RUSHERS(以下、立教と記載)

  対戦日時:2021年 10月 23日(日)16時45分キックオフ

2. スコア


3. 試合経過


第1節では、因縁の相手、日本大学に「執念」を見せつけ見事勝利。再び勝利を重ねればブロック1位へと王手がかかる立教大学戦は一昨年以来の有観客試合となり「日本一」を目指す上で負けられない戦いであった。


第1Q

立教のキックで試合開始。スタートQBは#4平井(3年)。ファーストドライブの2プレー目、モーションしたRB#1星野(3年)にボールが渡されるとサイドライン際を一気に加速、ゴール前7ヤードまでボールを運ぶロングゲインでいきなりチーム応援席を沸かせる。ゴール前の攻防、法政オフェンスラインが立教ディフェンスラインを押し込むとRB#1星野(3年)が中央に飛び込み、開始わずか1分ほどで法大が先制のタッチダウン。直後のPATもK#0露峰(1年)が確実にキックを決め、チームを勢い付ける。

(法政7-0立教)


 K#6鵜澤のキックで試合再開。低く蹴られたボールは立教の選手に当たり、そのままLB#51高橋(4年)がカバ―。スペシャルチームのビッグプレーで再び法大が攻撃権を手にする。法大オフェンスの2シリーズ目、QBはリーグ戦初出場となるQB#9谷口(1年)に交代。ファーストプレーで同じくリーグ戦初出場となるRB#2鈴木(1年)がランで18ヤードのゲイン。しかし2プレー後にQB#9谷口(1年)から投じられたパスは立教DBにインターセプトされ、攻守交替。ここから立教のファーストドライブが始まるが、DL#53伊東(3年)のQBサックなどもありナイスディフェンスを見せ、ファーストダウンを更新させることなくパントに追い込む。再び攻撃権を手にした法大はQB#4平井(3年)からWR#11小山(4年)への18ヤードパスや、RB#32宮下(3年)の13ヤードのランなど、平均6ヤードのゲインを記録する勢いのあるオフェンスで立教ゴール前まで迫ると最後は先制タッチダウンを上げたRB#1星野(3年)が再びボールを持ち込みタッチダウン。K#0露峰(1年)のキックも決まりリードを拡げる。

(法大14-0立教)


 K#6鵜澤(2年)のキックで試合再開。立教のランオフェンスに押され、法大陣25ヤードまで攻め込まれるも、DL#99林(3年)のロスタックルにより4ヤードほど押し戻した時点で第1Qが終了。


第2Q

 法政陣29ヤード地点から立教のオフェンス再開。法政ディフェンスが3rdダウンに追い込むと立教オフェンスはここで4thダウンギャンブルを選択。しかし、ダウン更新狙ったパスはDB#22土窪(4年)がカバー、ギャンブルは失敗に終わり再び攻撃権は法大に。更なる追加点を狙う法大オフェンス。QB#4平井(3年)からWR#11小山(4年)へのホットラインがつながり一度はダウンを更新するが、3rdダウン1ヤードを残し、今度は法政オフェンスがギャンブルを選択。しかし、ここは立教ディフェンスに止められギャンブルは失敗。立教陣内45ヤード地点で攻守交替。ここから立教オフェンスのランとパスのバランスアタックを止められず、徐々に法政陣内に侵攻を許す法政ディフェンス。ゴール前で粘りを見せたいディフェンスであったがタッチダウンパスを通され、立教の反撃を許す。

(法大14-7立教)


 立教のキックで試合再開。高く蹴り上げられたボールはこの日、終始吹き止むことのなかった風にあおられてうまく飛ばず、アウトオブバウンズ。自陣48ヤードからオフェンス開始となる。反撃のタッチダウンを許し点差を縮められた法大だったが、ここで再びRB#1星野(3年)が魅せる。QB#4平井(3年)からショートパスを受けると、ランアフターキャッチで法政サイドライン際を駆け上がる。さらに追いすがる立教ディフェンス陣のタックルを個人技で次々とかわしていくとそのままエンドゾーンにボールを運びこの日3つ目のタッチダウン。このプレーに法政側スタンドも大いに沸き、再びリードを拡げるビックプレーとなった。

(法大21-7立教)


K#6鵜澤のキックで試合再開。このオフェンスの勢いに呼応して法大はディフェンスでも圧倒したいところであったが、それを上回る立教オフェンスにこのシリーズだけで5回のファーストダウン更新を許し、レッドゾーンまで攻め込まれる。前半終了間際、ゴール前10ヤード地点での攻防。点差を縮められたくない法大ディフェンスはここで相手エースRBのランを立て続けに止めると、3rdダウンのパスは失敗に終わり、4thダウンギャンブルでタッチダウンを狙ったプレーもゴール前5ヤード地点で止めるなど奮起する。再び攻撃権を手にし、2プレーを消化して前半終了。14点差で折り返す。


 第3Q

 K#6鵜澤のキックで後半開始。このドライブも立教オフェンスに続けてダウン更新を許し、攻め込まれる場面が続いたが、この流れを断ち切ったのがLB#42須藤(1年)のQBサック。この1年生のプレーに応えるように更にDL#3半田(4年)のロスタックルで相手を後退させるとその後はダウン更新を許さずに、法大陣42ヤードでのパントに抑える。このパントはタッチバックとなり法大陣内20ヤード地点からのオフェンス開始。法政オフェンスはランプレーでファーストダウンを更新すると、自陣41ヤード地点からQB#4平井からWR#16野中(3年)への24ヤードパスがヒット、立教陣35ヤードまで侵入。ファーストプレーではロスするものの次のプレー、QB#4平井からエンドゾーン右奥に投げ込まれたパスをWR#11小山が相手DBに競り勝ち、エンドゾーン内で36ヤードのタッチダウンパスキャッチ。PATのキックも決まり、リードを3ポゼッション差に拡げた。

(法大28-7立教)


 K#6鵜澤のキックで試合再開。DL#3半田(4年)のサックなど、ロスゲインをさせるディフェンスを見せるも、立教の粘り強いオフェンスを前にダウンを更新され続け、法大陣5ヤードまで攻め込まれたとこで第3Q終了。


 第4Q

 法大陣5ヤードから立教のオフェンスで試合再開。DL#52高澤(3年)のロスタックルでゴール前10ヤードまで押し返すも、次プレーのパスでタッチダウンを許す。

(法大28-14立教)


 立教のキックで試合再開。QBは再び#9谷口(1年)が登場。WR#16野中(3年)へのパスを立て続けに通し、勝利へ向け、法大はさらに得点を重ねようとするが、立教のディフェンスを前に、パントに終わってしまう。しかしP#11小山(4年)のパントは立教陣1ヤードでボールデッドとなる好パントとなる。この時点で試合計時は残り約8分。有利なフィールドポジションで立教オフェンスを封じ、オフェンスにバトンを渡したい法政ディフェンスであったが、ここから約6分、立教オフェンスのロングドライブが続き、法政陣までフィールドポジョションを戻される苦しい時間帯が続く。途中、DL#91山本(4年)のサックもあり、その勢いを断ち切ったかに思われたが、そこから更にパスを通されると法大陣17ヤードまで攻め込まれる。しかし、ここでも1年生が立教に傾いていたモメンタムを断ち切るビックプレーでチーム、そして法政スタンドを沸かせる。立教QBから投じられたパスをDB#25小田(1年)が相手WRの前に入り値千金のインターセプト。これで攻守交替となり、試合終了までは約2分、法大はそのファーストプレーでQB#9谷口(1年)から投じられたロングパスがサイドラインを駆け上がっていたWR#11小山(4年)へヒット。この48ヤードのロングパス成功後、RB#30新井(2年)、RB#32宮下(3年)のランアタックで立教ゴール前2ヤードまで攻め込むと最後はRB#32宮下(3年)がダメ押しとなるタッチダウンラン。PATのキックもK#0露峰(1年)が確実に決める。

(法政35-14立教)


 K#6鵜澤のキックで試合再開。立教のオフェンスを法政ディフェンスが抑え、そのまま試合終了。法大は2連勝としブロック1位の座に王手をかける結果となった。


結果報告

 今節は2年ぶりの有観客試合となりましたが、スタンドには多くの方々がオレンジグッズを身につけ、手拍子で盛り上げて下さり、改めて応援の力を再確認いたしました。この場を借りて御礼申し上げます。引き続き、ブロック1位、そして「日本一」に向けて負けられない戦いが続きますが、より一層気を引き締めて練習に励んで参ります。第3節の中央大学戦も応援のほどよろしくお願いいたします。



以上

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