中央大学戦に向けて
日頃より法政フットボールを応援頂き、誠にありがとうございます。
エクイップメントマネージャーを務めております長谷川と申します。
リーグ戦3試合を終え迎える順位決定戦、法政フットボールは「FINISH」をゲームテーマに掲げ、選手・スタッフ・コーチがチーム一丸となって明治大学との対戦に挑みます。
対戦校である明治大学には過去2シーズンのリーグ戦において苦杯を喫しており、昨年、対戦した選手、そしてその時、サイドラインからその光景を見ていたスタッフが何よりその事を意識し、この2週間練習にも取り組んで参りました。その覚悟が今回の試合時に選手が着用するユニフォームにも表れています。既にご覧いただいている方も多いと思いますが、チームでは今シーズンから試合用のオレンジとホワイトのユニフォームデザインを一新致しました。腕の部分には大学のシンボル旗から着想を得たラインが入り、オレンジのヘルメットにも紺と白から成るラインテープを復活させました。
また、4人の選手幹部のゲームジャージ右胸にはキャプテン、バイスキャプテンを示す「C」マークが取り付けられています。その「C」マークを付けた4人の4年生幹部選手を中心に新しいヘルメット、ユニフォームを着用して試合に挑む選手たちは何より法政フットボールの誇りを体現する存在です。
今回の明治戦においてはオレンジのヘルメット、ホワイトのジャージ、オレンジのパンツ、ホワイトのソックスを着用して臨みますが、その組み合わせは昨シーズンのリーグ戦において明治大学に敗れた時と同じ組み合わせとなります。その選手のユニフォーム姿を試合前にサイドラインに整列したその時からぜひ、ご注目下さい。
また、今シーズンはスタッフもそれぞれの役割においてこれまで対面をしたことがない状況に際し、今もなお日々、状況が変わる可能性がある中、試行錯誤を重ねながらチームの運営に取り組んできました。選手同様、4年生チーフスタッフを中心に取り組んできたその過程こそが今シーズンのチームの大きな財産です。チームにおけるスタッフの存在は「裏方」と表現されることも多いのですが、時には選手よりも前に出て、チームを引っ張る気概を持った存在、それが法政フットボールのスタッフだと思います。特に今シーズンはその事を強く感じたシーズンでもありました。
マスクの着用、練習前後の手洗い・うがい・消毒、オンラインでのミーティング、マウスシールドを付けたヘルメットを被っての練習等々・・・当初は慣れないことに戸惑いながら行ってきたことも今では武蔵小杉の部室内外でもすっかり当たり前のことになりました。
試合前日、フィールドで最後のプレー確認を行う選手、トラックに荷積みを行うスタッフの姿もいつも通りの光景です。エクイップメントマネージャーもゲームヘルメットの点検を終えました。
最後になりますが、今シーズン、フットボールの試合を止めることなく試合実現にご尽力頂いた協会、連盟等各種関係者さまへの感謝を申し上げるとともに、今年度の法政フットボールのテーマ「覚悟~ONE~」に最後まで取り組むチームの姿にご声援を頂ければ幸いです。
法政大学体育会アメリカンフットボール部
エクイップメントマネージャー 長谷川 健
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