春シーズンを終えて
更新日:2020年8月6日
日頃より法政大学体育会アメリカンフットボール部オレンジを応援いただき、誠にありがとうございます。 春シーズンを終えて、有澤玄監督にインタビューを行いました。
Q 春シーズンの総括をお願いします。
春シーズンは、チームとしての勝敗ではなく、各個人のフィジカルとファンダメンタルの向上に重点を置いて取り組んできました。チームとしてフィジカルスタンダードが上がっている実感がありますが、他方、まだ目標をクリアできていない選手については、是非目標達成して欲しいと思います。 また今年は怪我人がとても多いため、原因を追求して、秋シーズンに最高のパフォーマンスを発揮できるよう改善に努めたいと考えています。
Q 社会人チームとの合同練習で気づいたことは何かありますか?
レベルの違いを感じました。特に外国人QBに対しては、アジャストが追いつかない場面が多数あったと思います。ただし、全く敵わない相手ではないと感じたのも確かです。さらに練習に励み”社会人に勝つ”という目標を達成したいと思います。
Q 昨シーズンの反省を踏まえて今年のチームづくりに生かしたい部分はありますか?
学生は社会人と違って練習量が多く、故に身体が作れなかったり痩せてしまうという反省が昨年はありました。今年はしっかりと怪我をしない身体作りを行って秋シーズンを迎えたいと思います。
Q 下級生の成長を感じますか?
1・2年生はフィジカルトレーニングに多くの時間を割いてきました。 結果、身体がとても大きくなり、成長を感じています。
Q 4年生の最上級生としての意識の変化を感じますか?
練習内外において率先して行動する場面が多くあり、最終学年としての覚悟を感じています。
Q 秋シーズンに向けてオフェンス・ディフェンス・スペシャルチームの課題を教えて下さい。
春シーズンは、オフェンス・ディフェンス・スペシャルチームの各試合のテーマや目標に対する意識が希薄になっていました。秋シーズンはオレンジアタック・ダイハードオレンジ・ダイナミックオレンジという各テーマを全員が意識して攻めのプレイスタイルを貫いて欲しいです。
Q 秋シーズンの期待の選手を教えて下さい
選手全員に期待しています。 意識や少しの契機で学生は大きく変わることができます。シーズンインまで決して長くはありませんが、その中でも学生が成長できるようアシストしていきたいと考えています。
Q 今年から監督という立場になりましたが、何か大きな変化はありますか?
今年から監督兼務という立場の下、フィールド外の仕事が増えています。 フィールドでのコーチングが疎かにならないよう頑張りたいです。
Q 有澤監督の目指す学生アメフトのあり方を教えて下さい。
法政フットボールの指導方針にある通り、遥かに長い卒業後の人生を見据えて、勝利を唯一の目標にせずに勝利を目指し努力、成長することで競争社会を正しく生き抜く力を習得することだと思います。
Q もうすぐテスト期間に入りますが、選手にはどのような取り組みを期待しますか?
法政フットボールでは日頃から文武両道を掲げていますので、まずはテストに全力を捧げて欲しいです。ですが、一日中勉強しているわけではないので、時間を見つけてトレーニングにも取り組んで欲しいと思います。
Q 最後にファンの皆さんに向けて一言お願いします。
一人一人が成長して、春シーズンと全く違うチームをお見せできるよう練習していきますので、ご期待ください。
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