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中央大学戦 試合詳細

更新日:2021年11月20日

1. 試合概要

  試合名称:2021年関東学生アメリカンフットボールTOP8リーグ戦

  対戦相手:中央大学 RACCOONS(以下、中大と記載)

  対戦日時:2021年 11月 14日(日)13時35分キックオフ

2. スコア





3. 試合経過


 今節は法大、中大ともに2勝で迎え、Bブロック優勝をかけた大一番。この試合に勝利すれば東日本代表校決定戦への出場に王手がかかる絶対に負けられない戦いということで選手達も一段と気合が入っていた。


第1Q

 K#6鵜澤(2年)のキックで試合開始。ボールはタッチバックとなり中大陣25ヤードからオフェンス開始。中大のファーストドライブは勢いをつけさせまいとする法大の堅いディフェンスを前に、1stダウンを獲得することなくパントに追い込み法大の攻撃へ。この日の先発QBはQB#4平井(3年)。ランではRB#1星野(3年)、RB#32宮下(3年)、パスではWR#11小山(4年)を起用し、勢いのあるドライブでゴール前4ヤードまで迫る。しかし、ゴール直前でパスを阻まれ、4thダウンでフィールドゴールを選択。K#0露峰(1年)が21ヤードのフィールドゴールを着実に決め、3点を先制。

(法政3-0中央)


K#6鵜澤(2年)のキックで試合再開。エンドゾーンまで蹴り込まれたボールは再びタッチバックとなり中大陣25ヤードから中大オフェンスがスタート。2シリーズ目の中大オフェンスに対しても法大ディフェンスが奮闘。DB#2高山(4年)、DL#52高澤(3年)、DL#91山本(4年)がロスタックルを連発。1stダウンを獲得させることなくスリーアンドアウトとしパントに追い込み攻守交替。法大陣22ヤードから開始されたオフェンスはWR#16野中(3年)へのパスをメインに攻め上がるが、このドライブは中大のディフェンスを前に、思うようにランプレーでゲインすることができず、中大陣内20ヤードで4thダウンとなる。K#0露峰(1年)が37ヤードのフィールドゴールをしっかりと決め、3点追加。

(法政6-0中央)


K#6鵜澤(2年)のキックで試合再開。中大陣18ヤードから中大オフェンス開始。ランで7ヤードをゲインされたところで第1Q終了。



第2Q

中大のオフェンスで試合再開。11ヤードのランを許し、この試合初めての1stダウンを獲得されるも、DB#2高山(4年)のカバーでパスを通さず、パントへと追い込む。一方、法大はリードを拡げようと、ランやパスを織り交ぜて中大陣内まで攻め上がるが、フォルススタートなどの反則により、中大陣内21ヤードで4thダウンに。タッチダウンまで結びつかずもどかしい展開が続くが、初となる横浜スタジアムの舞台でも冷静にK#0露峰(1年)が38ヤードのフィールドゴールをしっかりと決め、3点追加。

(法政9-0中央)


K#6鵜澤(2年)のキックで試合再開。中大がオフェンスを開始するも、DL#91山本(4年)

がQBサックを決めるなど、勢いのある法大ディフェンスは中大の1stダウン更新を許さない。3本のフィールドゴールで得点は重ねているものの、未だタッチダウンを獲得していない法大はディフェンスの奮闘に応えるべくオフェンスを開始。WR#16野中(3年)へのロングパスやRB#1星野(3年)の20ヤード近いランなどでゲインを重ね、中大陣内に攻め込むが中大ディフェンスのロスタックルもあり、またしてもゴール前、4thダウンに追い込まれる。前半終了まで残り1分を切ったところで再びフィールドゴールの準備をするが、ここでスペシャルプレー。フィールドゴールの形からスナップされたボールをホルダーのRB#30新井(2年)がそのままランでエンドゾーンに運んでタッチダウン。K#0露峰(1年)のPATも決まり7点追加。

(法政16-0中央)


K#6鵜澤(2年)のキックで試合再開。中大はリターンするも、ファーストドライブを終えたところで前半終了。



第3Q

中大のキックで後半開始。前半の勢いに乗ったまま後半も攻めていきたい法大。しかし、立て続けに中大ディフェンスにパスを防がれ、1stダウンを獲得出来ずにパントへ。直後の中大のオフェンス、前半は法大ディフェンスが完全に抑え込んでいたが、アジャストを見せる中大オフェンスに対し10ヤード近いランやパスを通されるなど、約5分のロングドライブを許し、エンドゾーン残り2ヤードまで攻め込まれる。この試合、始めてゴール前で迎えるピンチ、ここで法大が掲げるダイハードディフェンスを遂行。タッチダウンを狙ったパスをDB#7清野(4年)がパスカバーで阻止すると、次の中央へのランプレーをDL#99林(3年)がロスタックルで押し戻す執念を見せる。3rdダウンのパスも失敗に終わると4thダウンで中大はフィールドゴールを選択したが、ボールは枠外に外れ、無得点に抑え込む。そして、法大陣20ヤードから法大オフェンス開始。失点を防いだ法大は更に点差を拡げるべく攻め上がる。RB#32宮下(3年)のランや、WR#81工藤(3年)、WR#16野中(3年)へのパスを中心に中大陣25ヤードまで侵入すると、RB#32宮下(3年)がディフェンスを外しながら左のオープンサイドを駆け上がりタッチダウン。K#0露峰(1年)のPATも決まり7点追加。

(法政23-0中央)


K#6鵜澤(2年)のキックで試合再開。中大オフェンスに3本連続でパスを通され、法大陣に侵入されるが、次のランプレーをDL#52高澤(3年)がロスタックルに仕留める。ここで第3Q終了。



第4Q

法大陣内31ヤード地点、中大オフェンスの2ndダウンロングから試合再開。3rdダウンで27ヤードのパスを通されると、エンドゾーン残り2ヤードの地点から1stダウン。ここでもディフェンスが奮闘するが、最後は中大QBの中央へのダイブプレーを止めたかに見えたが、ボールがゴールラインを越えておりタッチダウンの判定。直後、中大はPATで2点を狙い、プレーを選択するが失敗。

(法政23-6中央)


中大のキックで試合再開。低く蹴られた鋭いボールはTE#92野宮(3年)がそのままダイレクトでキャッチしてニーダウン。法大陣47ヤードから法大オフェンス開始。その1プレー目、QB#9谷口(1年)からハンドオフを受けたRB#32宮下(3年)は、OLやTEのブロックによってできた隙間をすり抜けると、そのまま一気に加速、50ヤード以上を走り切り、タッチダウン。K#0露峰(1年)のPATも決まり7点追加。このタッチダウンランに横浜スタジアムの法大スタンド席もこの日一番の盛り上がりを見せる。

(法政30-6中央)


K#6鵜澤(2年)のキックで試合再開。中大はリターンして中大陣37ヤードからオフェンスを開始。中大にホールディングの反則などもあり、3rdダウンロングの状況となるが、次のプレーでロングパスを通されダウンを更新されると、法大ディフェンスを前にゲインを繰り返していき、エンドゾーン残り4ヤードまで侵入を許す。最後は相手TEにパスを通されてタッチダウンを許す。

(法政30-13中央)


中大のキックで試合再開。勝利を確実にしたい法大は果敢に攻めていく。ランを中心に中大陣に攻め込むが、度重なる反則もあり、中大陣30ヤード付近で攻撃権を失ってしまう。試合残り時間約3分となって開始された中大オフェンスの3プレー目、DB#31中川(3年)が勝利を決定づけるインターセプトを決め、中大は万事休す。攻撃権を手にした法大はニールダウンで時計を進め、そのまま試合終了。法大がBブロックを3戦全勝とし、次戦Aブロックを同じく全勝で勝ち抜いた早大との決戦に駒を進めた。

(法政30-13中央)


4. 結果報告

会場にご来場いただいた皆さま、そしてその他媒体でご観戦いただいた皆さま、応援いただき誠にありがとうございました。会場スタンド席においては、今節からブランケットを使用した応援もあり、今まで以上にスタンドからの一体感、パワーを感じ、勝利に繋がる結果となりました。 Bブロック1位となり、次節は関東TOP8リーグ優勝をかけた負けられない試合です。対戦校は近年、優勝争いを繰り広げながらその行く手を阻まれてきた相手”強敵”早稲田大学。必ずや勝利し、関東代表校の権利を勝ち取り、次のステージに進みます。そして、目標である「日本一」を果たせるよう、より一層練習に励んで参ります。引き続き応援よろしくお願いいたします。

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