日本大学戦 試合詳細
1. 試合概要
試合名称:関東大学アメリカンフットボールリーグ戦 TOP8 第1節
対戦相手:日本大学 PHOENIX(以下、日大と記載)
対戦日時:2020年10月11日(日)18時00分キックオフ
2. スコア
3. 試合経過
1Q
新型コロナウイルスの影響で延期され、静寂に包まれた無観客のアミノバイタルフィールドで異例のスタートとなったリーグ戦第1節。台風14号の影響により当初の予定からキックオフの時間を2時間遅らせた18時、雨天ナイターの中、1年LB#8鵜澤のキックで幕を開けた。
日大のファーストシリーズ、法政ディフェンスが日大のランプレーを許さず、パントに追い込み攻守交代。法政自陣28ydから攻撃をスタート。ランプレーを中心にファーストシリーズで幸先良くフレッシュ獲得。次のシリーズQB#4平井からボールを受けたRB#30星野が日大ディフェンスを振り切ると61ydsのランで今季チーム初のタッチダウンを上げる。K#20高橋のPATも成功、法大が先制する。
(法大 7-0 日大)
LB#8鵜澤のキックオフにて試合再開。日大は28ydsのロングゲインで一気に法大陣35ydまで攻め込む。その後も続く日大オフェンスを止めることができず、17ydsのタッチダウンパス許す。直後のPATも成功、同点に追いつかれる。(法大 7-7 日大)
日大のキックオフにて試合再開。法大は3rd downの状況でパスプレーを試みるも失敗に終わり、パントに追い込まれ攻守交代。日大はランを中心に法政陣内に攻め込み、法政ディフェンスにとっては苦しい状況が続く。自陣に攻め込まれたところでLB#57齋藤が3ydsロスタックルで闘志を見せたが日大に攻め込まれ日大がフィールドゴールを選択したところで1Qが終了。
2Q
クォーター開始直後、日大がフィールドゴールで3点を獲得。逆転を許す。(法大 7-10 日大)
日大のキックオフで試合再開。QB#4平井からWR#11小山へのパスは日大ディフェンスのパスインターフェアランスにより、法大14yds前進。続くQB#4平井からWR#11小山へのパスも日大ディフェンスの同反則により、更に法大15yds前進。この機に乗じて法大は、QB#4平井からWR#7糸川への12ydsパス成功。しかし、その後の攻撃は日大ディフェンスに阻まれパントに追い込まれる。攻守交代し、日大のオフェンス。続けざまにパス、ランを許し、法大陣38ydまでボールを運ばれると、最後はQBからWRに14ydsのパスがヒット、タッチダウンを許す。PATも決められ、リードを広げられる。
(法大 7-17 日大)
日大のキックオフで試合再開。法大はRB#29阿部、RB#30星野を中心にオフェンスを展開。QB#4平井からパスを受けたRB#30星野が一気に敵陣に入ると、最後はRB#29阿部が24ydsを走り抜けてタッチダウン。K#2高橋のキックも成功。点差を3点差に縮める。(法大 14-17 日大)
LB#8鵜澤のキックオフにて試合再開。日大オフェンスの30ydsのロングゲインを含むラン攻撃、さらにパスを通され法政ディフェンス陣にとって厳しい状況が続くと、最後は18ydsのタッチダウンパスを許してしまう。直後のPATは失敗に終わるが点差を広げられる。(法大 14-23 日大)
日大のキックオフにて試合再開。法大は2Q終盤にRB#29阿部、RB#30星野のランとQB#4平井からWR#81神、WR#11小山へのパスが通り、敵陣14yd付近、ダウン更新まで1ydを残して4thダウンギャンブルを試みるが阻まれ、前半を14-23で折り返すこととなった。
3Q
日大のキックオフで試合再開。両者譲らずパントの蹴り合いが続く中、クォーター中盤、先に得点し沈黙を破ったのは日大だった。(法大14-30日大)
対する法大オフェンスは日大の堅い守備に苦戦が続き、思うようにヤードを稼ぐ事ができない展開が続く。前半、タックルミスなどもあり苦戦が続いたディフェンスも地道な好プレーによりその後は相手のファーストダウン更新を阻止しオフェンスにつなげる。3Qの終盤、セットバック体型からハンドオフされたRB#29阿部がオフェンスラインに隠れながらQB#4平井にトス、WR#7糸川へパスするトリックプレーが成功すると糸川がレッドゾーンまで持ち込み、ここで4Qへと続くホイッスルが鳴った。
4Q
3Qで繋いだ好機を活かすプレーは、ゴール前に迫ったところで投げ込まれたQB#4平井のパスだった。繰り出されたボールは、軽やかな放物線を描きゴールエリアのサイドライン際を走るWR#81神の懐へと落ちていき、審判のタッチダウンを告げる両の腕が上がると法大ベンチが一気に湧く。ここでツーポイントコンバージョンを選択した法大オフェンスは平井から神への鮮やかなパスが再びヒット、日大にデジャブを見せつけるのであった。(法大22-30日大)
好機を生かし勢いに乗る法大。K#8鵜澤の好キックとスペシャルチームの活躍により敵陣16ydからディフェンスが始まる。ランプレーによる前進を許したもののDL#91山本、LB#47松永がパスラッシュで相手OLを出し抜き、QBにプレッシャーを与え、
パントに追い込む。
攻守代わって直後のシリーズ。OL陣の強烈なパスプロテクッションもあり、QB#4平井から投げられたボールをキャッチしたRB#30星野がサイドライン際をエンドゾーンまで63ydsを一直線に駆け抜けるタッチダウンを上げる。続くツーポイントコンバージョンは不成功に終わったが立て続けのタッチダウンで2点差にまで追い上げてゆく。(法大28-30日大)
だが、僅差まで得点を持っていった喜びも束の間、今度はお返しとばかりに相手RBの独走タッチダウンを許してしまう。(法大28-37日大)
次のシリーズ、法大オフェンスもWR#84今井、WR#81神へのパスにより前進するが4thダウンの状況で日大DLにQBサックを許し、攻撃権を奪われてしまう。厳しいフィールドポジションから再開された日大オフェンスの繰り出すスクリーンプレーを止めることが出来ず、さらに得点を許してしまう。(法大28-44日大)
このまま日大に押し切られそうな雰囲気が漂う中、流れを変えたのはWR#16野中18ヤードゲインのパスキャッチ。さらにQB#4平井の針の穴に糸を通すかのような精密なパスを、WR#7糸川が相手DBにタックルされながらも掴んで離さない執念の24ydsのキャッチを見せ、エンドゾーンまで迫ると次のプレーでは、その想いに応えるようにWR#11小山のキャッチでタッチダウン。勝負をあきらめない法政オフェンスはツーポイントコンバージョンを試みるが、またしても日大ディフェンスに阻止されてしまう。(法大34-44日大)
10点差で迎えたツーミニッツ。プレーテンポが上がって行く中、比例して試合展開も激しくなっていく。QB#4平井から続けて4年生WR#7糸川、WR#81神へテンポの良いパスが通り、法政オレンジのプライドと勝利への執念を見せるが、最後はWR#81神へ投げられたパスを日大DBにインターセプトされ万事休す。そのまま日大QB#19林は地に膝を付け、試合終了を告げる無情なホイッスルが響き渡った。こうして、初戦の対日本大学戦は法大34-44日大で敗戦となった。
4. 次の試合
10/31(土) 13時00分キックオフ、東京大学と対戦いたします。
無観客での試合ですが、Football TV!にて生配信、Player!にてチームにエールを送ることができます。
応援よろしくお願い致します。
以上
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