【引退ブログ】#2 小森輝
昨年、副将を務めた4年FOの小森輝です。
はじめに、平素より法政大学ラクロス部を応援してくださりありがとうございます。
皆様の声援のおかげで、全国2位という結果を手にすることが出来ました。
今年のチームも素晴らしい活躍をしてくれると思うので、変わらず暖かく見守っていただきたいです。
引退ブログを書くことになったら、この事を書こうと、ずっと決めていたことがあります。
それは、感謝を伝えることです。
たくさんの人に支えられてきた4年間でしたが、その中でも、特に感謝の気持ちを伝えたい人が2人います。
1人目は、同期FOのけいとです。
けいとには、たくさん迷惑かけられました。
でも、それ以上にたくさん助けてもらいました。
FOって孤立しがちなポジションだと思います。去年の自分みたいに、1枚目の勝率が高くないなら尚更に。
他のポジションからの見られ方が悪くても、けいとは俺を信じてくれたし、みんなとの仲を取り持ってくれました。
スタッフから文句を言われる時も、本来ならFOリーダーである俺が聞くべきところを、嫌なはずなのに代わりに聞いてくれました。
普通に俺が悪いことでも、俺の代わりに頭を下げてくれました。
試合中は誰よりも大きい声を出してチームを鼓舞してくれて、誰よりも雰囲気を作ってくれました。
何度も何度も「ひかるなら大丈夫」ってけいとが言ってくれるから全学決勝までやりきることができました。
試合で競り合いになった時も、「勝てるよ」って叫んでくれてる声は毎回聞こえてて、めちゃくちゃ力になりました。
ずっと一緒にやってきて、ずっと信じてくれたにも関わらず、大した結果を出せなかったのは本当に申し訳ないです。
それでも、本当にたくさん助けてもらいました。
ありがとう。
普段の対人から小言を言ったり、試合のイリプロ怒ったり、遅刻に対してめちゃくちゃ冷たい対応取ったり、それ以外のことでもモチベーション保つの難しい時期はたくさんあったと思う。
それでも、三國谷の育成とかもちゃんと考えながら、最後まで自分のフェイスのことも考えて練習してくれて、普段の練習とかもけいとがいなかったら雰囲気終わってたんじゃないかなと思います。
本当に一つだけわがままを言えば、もっとけいとが試合で活躍する姿を見たかったし、もっと一緒に試合に出たかった。
結局俺たち2人でボックス入ったのは、2年の時のBリーグの2試合だけになっちゃったけど、試合の内容も含めていい思い出です。
社会人になってからもポゼッション0%の2試合の話を酒飲みながらゲラゲラ笑い合おう。
改めて、4年間本当にありがとう
2人目は、我らが主将の矢澤です。
感謝というより謝罪メインになってしまうかもしれないです。
矢澤に汚れ役をさせないように、矢澤が明るい主将でいられるように、自分は副将として動こうと新チーム始動時は思っていました。
そして何よりも、矢澤を1人にしないようにしようと決めていました。
ところが、新チーム始まりたての時期は矢澤が1人で空回りしているのを助けることができず、本当に苦しい思いをさせてしまいました。
矢澤が本来のキャラで居れるように、副将である自分がチームに向けて言うべきことがたくさんあったはずだけど、それも全て矢澤に言わせてしまいました。言わせてしまうというか、矢澤が言うのを待ってた自分もいて、本当に副将として不甲斐ないと思います。
副将として、チームの問題を解決するべき立場なのに、問題を起こしてその度に矢澤が動いて、チーム状況の改善に努めてくれました。
本当にたくさん迷惑をかけてしまって申し訳ない。
絶対に誰よりもしんどかっただろうけど、最後まで投げ出さずに主将としての責任を果たしてくれてありがとう。
たけとが副将で、しゅんぺいがOFリーダーで、ゆうせいがDFリーダーで、みのりが主務で、りょうすけがクリライリーダーで、本当にたくさんの人がチームのために動いてくれていたと思います。みんなにも本当に感謝してます。
でも、矢澤が主将であることが去年のチームで最も大切なことで、史上最高の結果を出せた最大の要因だったと感じています。
矢澤が居ない練習の日、俺はほぼ毎回「なんか雰囲気が締まりきらなかったかも」ってその日の反省を矢澤に伝えていました。
引退してから、1年間の振り返りをする中で、矢澤が居ない練習で雰囲気がいつもと違うと感じたのは、単純に矢澤が居ないからだったんだと気づきました。
良くも悪くも(別に悪い要素はそんなに思いつかないけど)、去年のチームの主将が矢澤ってことは揺るぎない事実で、「矢澤のチーム」でした。
そのチームが万全の状態で動くには、矢澤が必要不可欠だったんだと思います。
本当に、最初から最後までチームに1番必要だったのが矢澤だと思います。
プレーでも、俺が弱いせいで、矢澤にはたくさん負担をかけてしまいました。
俺が22%しか勝てなくて、チームの足をめちゃくちゃ引っ張った関東Finalでは矢澤に「すまん」と言わせてしまいました。
ここまで頑張ってくれてる矢澤に謝らせるなんて本当に何をやってるんだ自分は、と情けない気持ちになったのを覚えています。
ブレイク作られても何本も止めてくれて、ディフェンスで試合が始まってもすぐにオフェンスに繋げてくれて、本当に試合の中では矢澤に救われてきました。
ありがとう。
俺たちの主将でもあり、世代最強ゴーリーでもある矢澤のことは本当に尊敬しています。
1年間、チームを引っ張ってくれて本当にありがとう。
2人以外にもたくさんの人にお世話になりました。
チームのみんなにも、武者に来てくれたり武者を受け入れたりしてくれた同期FOのみんなにも、学連でリーグ戦動かしてたみんなにも、本当に本当にお世話になりました。
みんなへの感謝もいつか形にしたいと思います。
最後に後輩たちへ少しだけ話します。
けいとも矢澤もチーム内での役割を確立していたからこそ、チームに必要な人間として認められていたんだと思います。
試合に出ても出なくても、幹部でも幹部じゃなくても、1年生でも4年生でも、誰しもがチームに何かしらの形で貢献できるはずです。
決して腐らず、自分がチームに対してできることを探してみてください。諦めるのではなく、試行錯誤してください。
全員がチームにベクトルを向けて動けるようになれば、本当に強いチームになれると思います。
後輩たちの活躍を期待しているし、たくさん応援行きます。
頑張ってください。
長くなりましたが、以上で終わります。最後まで読んでいただきありがとうございます。
本当に楽しい4年間でした!
みんな本当にありがとう!!
Boost🍊
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